
Googleビジネスプロフィール管理ページの利用方法〜新しいお客さんをあなたのお店に引き寄せるために必要なこと〜(2021年版・新型コロナ対応)
2021-12-07
この記事は以下の記事の続きです。前回の記事ではGoogleビジネスプロフィールに登録するところまでを紹介しました。
今回の記事では、Googleビジネスプロフィールに登録したあとの管理画面の利用方法について説明していきます。
もしGoogleビジネスプロフィールの運用をこれから始めようとしている方がいたら、参考にしてください。
Googleビジネスプロフィールの管理画面への入り方
Googleにログインした状態で、右上の点が9個あるアイコンをクリックします。そうすると、[ビジネスプロフィール]のアイコンが右上にあるので、そこをクリックします。

まだ、ビジネスプロフィールの初期設定を行なっていない場合は、アイコンが表示されませんので、初期設定を先に行ってください。
無事、管理画面に入ることができました。

Googleビジネスプロフィールに店舗の属性を追加する
Googleビジネスプロフィールの管理画面の左側に"情報"という項目がありますので、そこをクリックします。
右側の画面で少し下の方に行くと、”ビジネス所有者提供情報”という項目がありますので、これをクリックします。

属性追加画面が表示されますので、ここで属性を追加していきます。
ここに表示される属性は、登録時に選んだカテゴリーによって変わってきます。今回は[レストラン]を選んでいるので、以下の項目が表示されています。
- ビジネス所有者提供情報
- バリアフリー
- 設備
- 客層
- 食事
- 健康、安全
- 特徴
- サービス
- お支払い
- プラン
- サービス オプション
各項目をクリックすることで、設定を変更できます。

左にあるアイコンで現在の設定を確認できます。"+"マークはまだ何も選択していない状態です。
チェックマークは、その項目があることを表します。
禁止マークは、その項目がないことを表しています。
上の写真の場合、車椅子対応のエレベーターと車椅子対応の座席があり、車椅子対応のトイレと車椅子対応の駐車場がないということを明示しています。
基本的に全ての属性について、あるかないか選択しておいた方が良いです。あるなら、ある。ないなら、ない。と明確にしておいた方がお客さんにわかりやすいからです。
編集が終わったら右下の[適用]を押して、設定を保存しましょう。
Googleビジネスプロフィールで店舗の特別営業時間を編集する
営業時間は設定していたけれども、臨時で休業を行いたいとか、祝日は休みにするなど、通常の営業時間とは別に、特別な営業時間を設定したいことがあります。
Googleビジネスプロフィールの管理画面の左側に"情報"という項目がありますので、そこをクリックします。
右側の画面で少し下の方に行くと、通常の営業時間の下に”特別営業時間を追加”という項目がありますので、これをクリックします。

特別営業時間を開くと、近くにある祝日が表示されることがあります。これらの祝日に営業しているのであれば、入力しておくことをお勧めします。

お客さんの頭の中で、「今日は祝日だけどこのお店やっているのかな…?」という疑問が一瞬でも起きたら、来店してくれない可能性が高くなってしまうからです。
[特別営業時間を確認]をクリックすれば、その日の営業時間を追加できます。開始時間と終了時間を"時:分"という形式で入力していきます。

途中に休憩がある場合は、終了時間を休憩開始時間に設定しておきます。[営業時間を追加]を選択すると時間を追加できます。追加した開始時間を休憩終了後の時間に設定しましょう。
もし他に休む日があるのであれば、[他の日を追加]から同様に追加できます。
編集が終わったら、右下の[適用]を押して設定を反映させましょう。
Googleビジネスプロフィールにサービス・商品を登録する
Googleビジネスプロフィールには、あなたの店舗が提供している商品やサービスを登録することもできます。登録することによって、お客さんがあなたの提供している商品やサービスを具体的に把握できるようになるでしょう。
登録方法について説明します。
Googleビジネスプロフィールの管理画面の左側に"メニュー"という項目がありますので、それを選択します。

一番上の[料理の写真を追加しましょう]と書いてあるところですが、ここには料理の写真ではなく、メニューの写真を追加しましょう。
実際に、[サンプルの表示]で写真を表示してみるとメニューの写真例が出てきます。この項目の名前はわかりにくいですね…。
実際の料理の写真は、その下のメニューセクションを追加から実施しましょう。

[セクション名]はその商品のジャンルを追加します。ランチやディナーなどの括りでもいいですし、前菜、主菜などでも構いません。あなたのメニュー表に合わせるのが簡単でしょう。
[メニュー アイテムの追加]では実際の料理を追加していきます。料理の名前とその価格、詳細の説明、写真を追加できます。
ここで重要なのは、写真の質とアイテムの説明です。写真の質は避ければ良いほどやっぱり美味しそうに見えますし、説明文章では写真では伝わらない情報を付け足すことができます。
特別な調理方法をしているとか、味付け、原材料の産地などは写真では伝わりませんからね。
最後に右下の[追加]を押せば、商品が追加されます。後はその作業を繰り返すだけです。
[メニュー]がなくて、[商品]や[サービス]と表示される場合
今回は[レストラン]カテゴリーのためメニューが表示されていますが、業種によっては、[商品]や[サービス]が表示されることもあります。ここでは、その場合の設定方法を説明します。
[商品]の場合
Googleビジネスプロフィールの管理画面の左側に"商品"という項目がありますので、それを選択します。

下にある[使ってみる]を選択します。

後は項目に沿って入力していくだけです。そこまで難しい内容はありませんが、最後のボタンの追加だけ少しだけ説明しておきます。

この項目は商品の情報にリンクをつけることができるものです。4つ種類がありますが、昨日は変わりません。ボタンに表示される文字が変わるだけです。
そして、[ボタンのリンク]にはクリック後に移動するURLリンクを記入します。
後は、右下の[保存]を選択すれば作成完了です。
[サービス]の場合
Googleビジネスプロフィールの管理画面の左側に"サービス"という項目がありますので、それを選択します。

この段階では、まだ何も登録されていないので、"他のサービスを追加"を選ぶことで、サービスを追加することができます。

メインカテゴリに"コンサルタント"と書かれていますが、ここにはあなたの選択した店舗のカテゴリが記載されているはずです。
業種によっては、サービスに事前にGoogleによって登録されているサービスがすでにある可能性もあります。コンサルタントの場合は、何もないようです。
サービスをこのまま1つ登録して見ましょう。"カスタムのサービスを追加"を選択し、提供したいサービスの名前を記入します。終わったら保存を押して次に進みます。

そうすると、次の画面に先ほど追加した項目が追加されています。

ここでホームページ製作をクリックすると、その詳細を追加できます。

サービスの名前、サービスの料金、サービスの説明(最大300文字)を登録できます。
サービスの料金は、決まっていない時や表示したくないなら"価格情報はありません"、無料なら"フリー"、決まっているなら"固定"、ある値段以上にしたいなら”From”にします。Fromはこの値段からという意味になります。
サービスの説明には、お客さんにとって魅力的な文章を積極的に書いておきましょう。
ちなみに、別の業種を追加を押すと、別のメインカテゴリを追加できます。

これでサービスの登録が完了しました。
Googleビジネスプロフィールの店舗説明を登録する
最初に登録するときにも、お店の説明を入力する項目がありましたが、まだ完成していなかった方は、以下の方法で編集することができます。
左のメニューで"情報"をクリックし、右の画面の下から3番目にある"≡"のようなアイコンをクリックします。下の画像では、"ビジネスの説明を追加"と書いてあるところです。

ここで、あなたのお店の説明を変更することができます。

Googleビジネスプロフィールの開業日を設定する
Googleビジネスプロフィールには、あなたのお店が開業した日を登録することができます。
例えば、あなたのお店がまだオープン前なのであれば、まだお客さんに来てもらいたくはないですよね。お客さんに無駄な行動をしてもらわないためにも、開業前なのであれば、確実に登録しておきましょう。
オープン前という情報は1年先の日付まで登録可能ですが、Googleビジネスプロフィールが表示されるのは90日前からになります。
では、既に開業しているなら登録しないでいいのかというと、そういうわけでもありません。Googleでは、一部のビジネスで、この開業日を利用して事業年数を表示することがあります。
そういう用途もあるようなので、せっかくなので登録しておきましょう。
左メニューの"情報"を選択し、右側の下から2番目の項目が、[開業日の追加]の項目になります。これをクリックします。

あなたのお店の開業予定日か、開業日を追加するだけで完了します。簡単ですね。