
なぜあなたの会社がお客さんから好かれる必要があるのか?
2020-02-07
突然ですが、こんな状況になったら、あなたはどうしますか?
あなたが休日に街を歩いていると、突然3人の男から声を掛けられました。
「あなたはこの商品に興味がありませんか?」
あなたが全く知らない人です。
「オススメの商品があるんですけど、買いませんか?」
初めて話す人ですが、あなたはこの人のことを知っていました。
「ちょっと困っているんだけど、この商品を買ってくれないか?」
この人はあなたの親友でした。
あなたは、その商品を誰から買いたいと思うでしょうか?

人は知っていて、気に入っていて、信頼している人から買う
あなたはあなたの親友から買うことを選ぶのではないでしょうか。あなたが一番好意を持っているのがあなたの親友だからです。
よく知っている友人から商品を買うのを勧められて、それが自分のためになり、友人のためにもなる…そうわかっていると買いたくなるものです。
逆に相手のことを何も知らない状態で、あなたはその商品を買いたいと思うでしょうか?
その商品が本当に欲しいものであれば、買うかもしれません。でも、おそらく即断はしないのではないでしょうか。買う前に、相手のことを調べたいと思うかもしれません。
このように、あなたが好かれていないと、様々な疑念が相手の頭に浮かんでしまうのです。

競合他社と比較されない会社の秘密
これを会社に置き換えてみるとどうなるでしょうか。
あなたが全く知らない人は、あなたが初めて聞く会社。あなたが知っている人物で初めて話す人は、大企業です。そして、あなたの親友は、あなたが気に入っている好きな会社です。
人と同じように会社でも、あなたが一番好意を持っている会社のお願いを聞いてあげたいと思います。
一人ひとりのお客さんと個人的なつながりを強くすればするほど、他の会社から買おうという気持ちになりにくくなるのです。
小さな会社の強みは、こうした個人的なつながりをお客さんと築きやすいです。
あなたは、あなたのお客さんに好かれるために、どんなことをしていますか?